5月22日 四国選手権MX第3戦レポート

ダイバー選手の参戦レポートです。


全8戦のシリーズも第4戦と中盤に入り、しかも地元美馬での開催とイヤでも気合が入ります。当日は週間天気予報を裏切り、ウエットコンディション。最初は小雨でしたが、そのまま降り続き完全にマディコンディションに。マシンは今回もKX125とCR250で、KXはカワサキ車に詳しい人にアシ、Eg共セッティングを見直してもらい、いい感じに仕上がってきました。



2stのスタート前です。隣のゼッケン2番はライバルの湯浅選手です。

2St125クラスはくじ引きで出走10台中、見事ビリを引いてしまい、残ったのは中央の見るからに泥の深そうなポジション。ヤケクソになり更にそのど真ん中をチョイス。日章旗の合図でクラッチミート!いったれーオレのKX!
”すっ進まねー!!!”先行9台分の泥を全身に浴びながらドンケツで1コーナー進入!3周目位までに数台抜いたものの、その後は単独走行。6位でチェッカー。KXで初入賞です。セッティング変えて、低速トルクが太って乗り易かったです。
 


125クラスはまずまず希望のポジションからスタートしたものの、あまり上手くいかず、泥スクリーンに呑み込まれていく。ゴーグルを守るべく、アゴを一杯に引きつつアクセルを開け続け、隣とステップが接触しつつも前進!後ろ3分の1くらいで1コーナーをクリア。その後数台パスしながらゼッケン7番さんを視界にとらえるが追いつけずにチェッカー。結果は15台中8位。いまいちペースが上がりません。
 



1コーナー後の大ジャンプから下りながら下のテーブルです。3速で飛んで4,5速とシフトアップしながら突入します。


午後の250クラスは出走15台、その内250の先スタートは5台位。でも捨てシールドがラスト1枚!スタート失敗できません。
霧が濃くなりつつもスタート!ゼッケン12番のCRFさんに続き2位で1コーナー(右コーナ−)進入!気持ーちアウト気味に回るCRFのインを小回りし、大ジャンプは右側を並走して通過、そのま駆け下りて下のテーブルに突入!怖えー!でもこんなトコで引けるかぁっ!!踏み切りでどっちかが姿勢が乱れ、空中接触コース!ハンドル同士が絡まるよりはマシとヒジで押しつつ2台共無事着陸!その次なおも下りながらの右>左なのでインで進入できてトップに浮上!
必死で逃げるが振り切れない。特に滑り易い上りの直線で追いつかれる。”トラクションええし、エンジンもトルクあるから泥深くても失速せんのやろなー”と思いつつも、乱れても立て直しいメリットを自分に言い聞かせつつ逃げる。
4,5周目でゼッケン121と01に抜かれる。彼らは別格に速い。視界を守りつつさっさと離れてもらう。なおも続く3位争い。ストレート終わり毎にCRFの音が迫る。重低音でヤな感じ。いやオレも4st乗るけどや。中盤以降コース半ばの上り逆S字で、スタック車が数台ずつ発生しはじめる。数周はかわせたが、終盤ついにつかまる。リカバリーするも次の周もつかまる。その次最終ラップやっちゅうのに2回もつかまる。
マシンを起こそうにもフラットソールが滑り、CRごとずり落ちる。泥が付き体温で曇る眼鏡。この時なぜか’00の阿蘇オープンの御所オートランドの上りの直線を思い出した。あの3段位になったヤツ。思い出したら途端に発狂しそうになった。CR放って帰りたくなったが友人の声援に力付けられ再々トライで上れた。ズタボロになりながらもチェッカー。結果は9位でした。15分で天国と地獄を見ました。
トップ争いは束の間の夢の様でした。夢なので儚く消えてしまいましたが。でも今でもヒジに残る相手のマシンを押す感覚。ユメでは無いようです。結果は残念でしたが一番楽しかったのは250です。(このレースのレポート長いし)いーユメ見させてもらったよっ!て感じです。ポイントも累計143点取れました。うまくいけば第7戦長尾で決まりそうです。


 


コース後半パドック下のフープス>2連>小さいシングル>テーブルの連続ジャンプ区間です。疲れます。


その最後のテーブルのアップです。画面中央の青い服の人のちょい向こうまであります。
オレ?とどーきまーしぇんっ!


つぎは6/12の宇和島です。コースはアップダウンがきつく、連続ジャンプの多いコースです。
でもジャンプは飛び易く好きナコースです。
ちょい遠い(片道250km)けどETC通勤時間帯割引でがんばって練習行きます。


大好きな火の国EDと重なってしまって、選手権参加を選んだダイバー選手
ゲロレースは嫌いなのに、雨のMXは大好き!
今回は結果に結びつきませんでしたが、今回もTOPで走行できたので良しとしましょう。
7戦目で昇格決められるよう、鍛錬(アルコール控えめ)を忘れないよう、がんばりましょう!
おやかた筆