4月26日 四国選手権MX第3戦
ダイバー林選手レポート

ダイバー林選手から、参戦レポートをもらいましたので、ご紹介します!

レポートはゴールデンウィーク前に貰ってたんですが、写真が来てなかったりB−1忙しかったりで遅いアップとなってしまいました。ゴメンなさい。

今シーズンの初レースと言うより、1年ぶりの参戦になると思います。

さあ、今回の大会はどうなったのでしょう!
 


  


超お久しぶりです。ダイバー林です。

訳あって昨年五月の高知大会以来、MXに出場できていませんでした。

が、先日4/26香川大会で約1年ぶりに復帰いたしましたので、その模様をレポートしたいと思います。



 えーとこの長い欠場期間の理由はと言いますと、昨年4月に転勤がありまして、日曜日に休みにくい部署に異動ず。

以前ならコースに行きさえすれば、打ち合わせすら要らなかったのにねー。
 
 で、一人で練習に行くのは危ないんで5月頃は、家で大人しくしてたんですが...。ムリ。

オレにはダートバイクが必要だったんです。

しょうがないんで、6月ぐらいからペースは少し抑えつつも孤独に走ってました。

近くで平日走れるコースは長尾だけなんで、夏頃までは長尾ばっかりでした。

で、8月の末に週に2機(CR250とCRF250)のエンジンをぶっ壊してダイバー林の夏は終わりました。

秋はその内の1基だけでも自力で直そうと、CRの修復に着手。

いかんせん素人なんで捗りません。

修理ばっかりだとつまらないんで、ショップにお願いして先に直ってたCRFで、長尾でちょくちょく走ってました。

今年の初めあたりからは庵治を教えてもらったんで、庵治が多かったです。

年明けにはCRも完成し、2台体制に戻れました。が、’09年の第1戦、2戦も走れず長尾の第3戦でやっと復帰です。

 今期の体制はマシンはおんなじ’07CRF250R、仕様も特に変更なしです。参戦計画は出れる時だけのスポット参戦です。
 
 で、今回の会場はコソ練で走り込んでる長尾。

サンド質の土質は庵治も共通であんまし苦手意識はないです。

コンディションはマッド。

曇りだったんですが、前日にたっぷり雨が降ったおかげでモルタル状。

うーん一般的にはマックシェイクをイメージして頂けると良いかと。

ジャンプの着地も柔らかく、フロントから着地すると前転できます。

コースは変更なし。朝の公式練習でもアクシデント続発の中、まあまあ良い感じで走れて手応え十分です。

一年振りのIBのレース、オレついて行けるんだろうか?

あの接近戦のなかに恐れずに入っていけるのか?

いつもよりも緊張&不安で胸がモヤモヤっとする中スタートです。

 


公式練習中、大坂の頂上のコーナーです。
今回、平日練習仲間の冨山さんが撮ってくれました。

 


同じコーナーです。


そのコーナー回って一気に下ります。

 

 


  125はスタートは中段のちょっと後ろぐらいだったんですが、1コーナーで多重クラッシュ発生。

その斜め後ろぐらいだったんで、上手くかわせました。


125クラスのスタートです。

 

序盤KX−Fの選手とバトル、この時点ではすんませんゼッケン確認する余裕なしでした。

2周目ぐらいでなんとか抜けて前が離れていたんで少し落ち着きを取り戻しましたが、すでにウデ上がりの予兆が。

まだあと10周ぐらいせないかんのに。

 

中盤ぐらいから05粟津選手とバトル。

一度抜かれたんですが、大坂の手前の右高速コーナーできれいにスピードが乗せれて、上りでパス。

その後も後ろは粟津選手と思ってたら、いつの間にか02碓井選手に追っかけられてました。

スタートで絡んだみたいで、一度ピットに戻って修理してたんで周回は違うんですが、全然逃げられないどころか抜かれてしまって追いつけないし...。

最後の1,2周は完全に腕が上がって2台ぐらい抜かれましたが、なんとか無転倒で20分走りきって18台中10位でゴール。

思えばIB昇格後自己ベストタイ記録です。
 

 


最終コーナー回って、フィニッシュライン手前の上りです。

 


2段目の最後、V字谷のコーナー進入です。


 その後もコース状況は少しずつ回復し、午後のオープンクラスです。

少し落ち着いた気持ちになれたので、腕上がりを起こさない様な走り方を意識しつつ臨みます。


これも同じ上りです。かなりせっつかれてます。

今回もスタートは中の下ぐらい。

でも混乱に乗じて少し順位を上げていくと前に02碓井選手が。

”今度は負けられないっ!”と気合を入れるが追いつけず。

その後はゼッケン18花房選手とバトル。

2周くらい後ろから仕掛けるがなかなか抜けず、竹薮の右ヘアピンでアウトのバンクからまくる花房選手に対し、インを小さく回って...辛うじてパス。

その直後またもや05粟津選手とバトル再開!


先行する05粟津選手を追う。

 

お互い得意不得意があるので差が詰まったり広がったりしながら周回を重ねる。

大坂の下りで気合一発前に出るが、続く4連ジャンプで着地で足を取られて失速、その先のテーブル付近で抜き返される。

 

その後もバトルは続き、一度は前に出るが、最終コーナー出口でリアから痛恨のスリップダウン!

万事休すと思ったが、粟津選手も引っ掛かって一緒に止まってるし、CRFのエンジンも掛かったままだったので、即クラッチを握り締めながら再スタート。

その間に粟津選手には先行されるが、まだ射程圏内で多分残り2周、”まだイケる!”と諦めずに追走し、再度逆転してゴール!今度は13位でした。

 



 スタート前は、かなり不安だったんですが、精神面ではヘルメット被ってアゴ紐締めたらすんなり戦闘モードに入っていけて、臆する事なくレースができました。

スピード面でも、コンディションに助けられたとは言え、中段グループには付いていけていたので、今後参戦を続けていく自信がつきました。

自分らしい粘り強いレースができたと思います。

 



 次回は5月24日の宇和島です。

半年ぐらい走ってないけど、好きなコースなので楽しみです。

あ、今回休み貰ってるんで出場確定です。

残り5戦も休み貰える限り走りたいと思います。



 最後になりましたが、パドックで声を掛けてくださった方々、本当にありがとうございました。

いつも一人なんで、知ってる人に会えるだけでも嬉しいです。

では皆様よいゴールデンウィークを。




 林 伸彦
 diver@h5.dion.ne.jp

 

 

 


ダイバーお疲れ様でした!

終わってみれば過去最高同順位の好成績。

1年のブランクを感じさせない熱い走りが出来たようです!

仕事とレースの両立で大変そうだけど、次の宇和島も頑張ってください!

応援行けるかな?(~_~)

おやかた筆

 

TEAM B−1ダイバー林選手の参戦レポー トに戻る→